初心者「ボールをもったときどうすればいいかわからない
ボールをもっていないとき何をすればいいの?
相手にすぐ取られてしまう
あまり自分にボールが回ってこない
ゴールをなかなかきめられない」
フットサルを始めて間もないころは混乱しますよね。
狭いコートで味方も相手も忙しなくグルグル回って、、、
その中で自分はどうすればいいかわからない。
だからとりあえず動き回ってみる、みたいな。
この記事では、初心者の方のそんなモヤモヤを解決していきます。
私自身、いまも個サル中心にフットサルをプレイしています。
・サッカー歴:10年
・フットサル歴:10年
サッカーは学生時代、フットサルは社会人から始めました。
なので、フットサルは社会人で初心者からのスタートでした。
こんな感じの経験者ですが、フットサル初心者だったときに
立ち返ってご案内します。
目 次
■フットサル初心者がオフェンスで活躍するたった1つの方法

まず結論としては、スペースを活かすスポーツだということです。
攻撃も守備もほぼ全てのプレイがこのスペースにひもづきます。
冒頭でも例をあげた味方も相手もグルグル回る、という動きも
スペースを活かす(攻撃)、もしくはスペースを使わせない(守備)動きです。
サッカーでも「スペースを作る」とか「スペースを使う」なんて
話は聞いたことがあると思います。
その点においては、フットサルも同じです。
むしろフットサルの方が重要なキーワードと言えます。
この「スペースを活かす」というキーワードを軸に
もう少しプレイを分解して解説していきます。
■ボールをもっていない時の動き方

結論、オフザボール(ボールをもっていない状態)の動きが最も重要です。
理由は2つです。
・圧倒的にオフザボールの時間の方が長いから
・スペースを作る、活かすことに直結するから
□フォローとスペースのカバー
まず1つ目の理由から深掘りしてみます。
サッカーでも言えますが、ボールをもっている時間はわずかです。
なので、オフザボールの3人の動きがボール保持者を活かします。
その時必要なのがフォローとスペースのカバーです。
フットサルコートは狭く、常に相手にマークされている状態です。
するとボールを受けても、すぐ相手のマークが寄せてきます。
なので、以下のオフザボールの動きでスペースを活かします。
オフザボールのプレイヤーがパスコースを作る
⇩
ボール保持者がパスを出してポジションを抜ける
⇩
抜けたポジションにスペースができる
⇩
その空いたスペースにオフザボールのもう1人が入る
この一連の流れを繰り返し、チームが連動します。
□スペースを作る、活かす
そして1つ目の理由が2つ目の理由につながります。
結果的にスペースを作る、活かすことになります。
たまにこういう指示を聞きますよね?
・「抜けろ」
・「下りてきて」
これらはまさにスペースのことを指しています。
この2つを丁寧に言い換えてみます。
・前のスペースに抜けろ
・後ろの空いたスペースに下りてきて
これらはスペースを活かす、作るために
たまに聞かれる指示です。
これらの指示がでた場合、ボール保持者が手詰まり状態です。
なので、周りがスペースを活かし、作りフォローします。
■ボールをもっている時の動き方

結論、ボールを失わない(ボールロストしない)ことです。
理由は、ボールを奪われると即カウンターを食らいピンチになるからです。
繰り返しになりますが、フットサルコートは狭いです。
なので、カウンターでの失点シーンも多いです。
そのカウンターをさせない意味でも、ボールロストは回避してください。
仮にどうしようもない場合、相手ゴール目がけて蹴ってもいいと思います。
カウンターを食らうよりかはマシです。
ただ、そうならないためにも以下の2つの基本を守れば大丈夫です。
・基本の3連動作:止める、蹴る、抜ける
・キープするドリブル
□3連動作:止める、蹴る、抜ける
アマチュア~プロまで一貫しているのが、止める、蹴る、抜けるです。
この3連動作は基本でもあるので、マスターすべきです。
詳しい方法は下記の記事にありますので、ご覧ください。
フットサル初心者がすぐ使える動き方【「止める」「蹴る」「抜ける」の3連動作】
特に今回の記事で大きく関わってくるのが「抜ける」です。
これは「スペースに抜ける」ということです。
フットサルコートは狭いので、ボールのもち過ぎは危険です。
すぐに相手プレイヤーに囲まれ、ボールを奪われます。
なので、ボールを受けたらフリーの味方にパスします。
その後、スペースに抜けるのが基本動作です。
「球離れが良い」というフレーズを聞いたことがありませんか?
まさにこの3連動作ができているプレイヤーのことです。
初心者はまずこの3連動作を徹底していきましょう。
□キープするドリブル
3連動作とおなじく、キープするドリブルも重要です。
これも結論の「ボールロストしないこと」につながります。
フットサルは基本的にドリブルで「抜く」のではなく、「キープ」します。
理由としては、味方がスペースへ走る時間をかせぐするためです。
ここで、先ほどの3連動作の「抜ける」につながります。
味方がそれぞれスペースに抜ける時間をかせぐためです。
だからボールロストしないようにキープが必要になります。
確かにドリブルで抜くこともできます。
ただ、フットサルコートは狭いです。
抜いてもすぐ2人目の相手プレイヤーが寄せてきます。
そこでボールロストするリスクが高まります。
仮に自陣だったら、ピンチになってしまいます。
基本はボールロストしないキープのドリブルです。
■簡単にゴールを決められる方法

結論からいきますと、「ファー詰め」が超有効です。
理由は、きたボールに足をあてるだけで簡単に得点できるからです。
ファー詰めはフットサルの基本戦術の1つです。
しかも前述の通り簡単に得点につなげられます。
□私が初心者だったころ
個サルで味方のプレイヤーのレベルが高かったとき、
ボールをもらう動きを意識していました。
その中でもこのファー詰めは簡単で
しかも得点につながる動きです。
チームへの貢献度は高いです。
だから信頼を得て、ボールが回ってくる確率も上がりました。
動き方はシンプルです。
ザックリ言うと逆サイドからゴール目がけて走るだけです(笑)
例えば、右サイドで味方がボールを縦に運びました。
ゴールまでは距離があり、角度もないです。
そこであなたが左サイドからゴール前のスペースに走り込みます。
そこにパスを出します。
あとはあなたがダイレクトでボールに足を当てるだけで
得点につながります。
簡単にゴールという結果をだせて、貢献度も高いプレイです。
当然、わたしも今現在もファー詰めも意識してプレイしています。
かなり有効な戦術なので、ガンガン狙ってゴールを量産しましょう!