
自陣でボールを回しているとき
どうすればいいかわからない・・
何をきっかけに敵陣に攻撃を
仕かけるのかわからない・・
攻撃を仕掛けるタイミングって
よくわからなかったりしますよね。
私もよく焦って無理やりドリブルを
仕かけてカットされていました(笑)
この記事のポイント
・前への選択肢だけでは前に運べない
・ボールが通った道は安全
・複数の選択肢でプレイに余裕がでる
サッカー、フットサル歴:20年以上
フットサルは29歳から初心者でスタート
■【内ドリ作戦】フットサル初心者が攻撃の起点を作る1つの方法

※起点の定義
この記事では攻撃をしかける
スタート地点とします。
結論として、内ドリで主導権が握れます。
ここで言う内ドリとは
中央へのドリブルの略です。
理由は2つです。
・カットされずに
ボールを運べるから
・フットサルの基本3連動作
(止める、蹴る、抜ける)を作れるから
フットサル初心者がすぐ使える動き方【「止める」「蹴る」「抜ける」】
□攻撃の起点を作る考え方
まずは内ドリで3連動作の確立し、
攻撃の基盤を作ります。
それと同時に縦への意識ももちます。
決して忘れてはいけないのは
目的はゴールを決めることです。
そのためにボールを前に
運ばないといけません。
ただ、前の選択肢だけでは
相手にプレイを読まれます。
内ドリはそんな相手の読みを
打ち消せる効果的なスキルです。
私も内ドリを知ってからは
ずっとプレイの基盤になっています。
■内ドリの方法

結論、「ボールが通った道は安全」です。
理由はボールが通ったということは
そこに人がいないからです。
人がいなければ
そのスペースにボールを運べます。

基本的に相手は縦へ
行かせたくありません。
そしたら横(または中央)への
守備が甘くなります。

中央エリアのメリット、デメリット
メリット
・相手ゴールへの最短エリア
デメリット
デメリットを打ち消す手段としては
メリットの「選択肢をもつこと」です。
選択肢が複数あれば
相手に迷いを与えます。
自分自身も余裕がもてて
カットされる率は下がります。
結果、安全にボールを動かし
次の展開への基盤を作れます。
■内ドリからの攻撃展開

結論として
選択肢の数=攻撃展開のバリエーションです。
ボールを前に運べれば
攻撃の起点になります。
ゴールを決めるという目的を
忘れないようにします。
□起点になるパターン
赤①=自分 黒〇=相手チーム
実線矢印=今のプレイ
点線矢印=次のプレイ
・縦パスの場合

黒②が赤②を警戒して空けた
スペースを通せます。
・自らマークをはがす場合

内ドリを先読みした黒①が
中央寄りにコースを切ります。
その時ライン際の
縦のスペースが空きます。
そのまま自分で
前にボールを運べます。
・パラレラ

赤②がマークを一瞬はずして
下りてきます。
赤②に平行に横パスして
右斜め前に抜けます。
赤②がライン際を前に
パスを通せばパラレラです。
・起点を作れなかった場合

もし赤②も④も使えなかった場合、
赤③を使います。
自分のいたポジションに
赤③が移動してきます。
振り返って横パスを出します。

黒①が赤③への横パスを警戒したら
前に抜けるスペースができます。
その場合中央で前にボールを運べて
攻撃の起点を作れます。
内ドリという選択肢で
他の選択肢を複数つくれます。
複数の選択肢はプレイに余裕がもて、
相手には迷いを与えられます。
自ずと主導権を握り、攻撃を組み立てる
起点を作れます。