【フットサル初心者】実力差で劣勢の時やってはいけないポイント4つ

フットサル

相手チームが強いとプレイが消極的になってしまう
        
プレッシャーを感じると慌ててしまう
        
焦ってしまい一人でがんばってしまう

先日、初心者の人たちと同じチームでプレイして感じたことがありました。
対戦チームは全てウルトラビギナーレベルで、明らかな実力差がありました。

ゲームによっては5-0で大敗しながらも劣勢の中で奮闘していました。
その時際立った初心者でやってしまいがちなポイントを紹介していきます。

この記事のポイント

・プレイの選択肢を2つはもつ

・ファーストタッチ(トラップ)で全てが決まる

・攻守の切り替えを常に意識する

この記事を書いている私は、現在個サルを中心にフットサルを続けています。
今までの経歴はざっとこんな感じです。

・サッカー歴:10年
 
・フットサル歴:10年

・チーム歴:約3年(社会人フットサルチーム)

サッカーは学生時代、フットサルは社会人から始めました。
フットサルは社会人で初心者からのスタートでした。

■【フットサル初心者】実力差で劣勢の時やってはいけないポイント4つ

まず結論として根本的な要点は、選択肢を2つは用意しておくことです。
理想は3つ以上ですが、その辺は段階を踏んで増やせばいいと思います。

理由は主導権をもてプレイでき、余裕ができるからです。
正直、この章でほぼ答えが完結しているくらい重要です。

主導権を握るための具体的なプレイとしては
オフザボール(ボールをもっていない時間)のプレイが大事です。

イメージとしては、オフザボールの時は情報収集、分析、企画の時間です。
この時間でボール以外に相手と味方、スペースを見て情報収集します。

オフザボール参考記事
フットサルで無駄に動きすぎてしまう人の改善方法【人 × スペース】

分析は相手チームの戦力解析で、具体的にはこんな感じです。

・チームとして得意な連携プレイがあるのか

・どのプレイヤーがキーマンなのか

・1人1人どんなプレイの得意(特徴)があるのか

・1人1人どんな弱点があるのか

・それぞれ利き足はどっちか

企画はまさに「選択肢」を作っていくことです。

・次に誰がどこでボールをもらうのか

・自分がボールをもらったら何をするのか

・次にどのスペースに動くのか

・パス、ドリブル、シュートでどのスペースを狙うのか

・味方と連携プレイを使って崩すのか

こんな感じで実はオフザボールではやること山積みです(笑)
周りの情報を更新し続け分析し、企画をねり続けます

結果、ボールをもった時の選択肢が用意できているので、
冷静で的確にプレイできます。

■ファーストタッチ(トラップ)を適当にやらない

ファーストタッチでプレイの全てが決まる」が結論です。
理由は以下の通りです。

①ボールコントロールに手間取り、相手のプレスを許してしまうから

②目線が足元に落ち、視野が狭まってしまうから

まず基本としてフットサルでは足裏でのトラップを徹底します。
詳しいやり方は下記の記事を参考にしてください。

フットサル初心者の練習メニューまとめ【足裏でなめる】

1つ上達法として、日頃からボールの感覚を体に馴染ませることです。
例えば、ゲームの待ち時間や自宅にいるとき足裏でボールをこねます。

特に自宅のときは裸足なので、よりボールの感覚が馴染みやすいです。
なので自宅とフットサルコート用でボールを自前で持っておくと便利です。

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正直、小難しいテクニック、ボールタッチは要らないです。
とにかく最初は足にボールを馴染ませることが実用的です。

結果、目線を上げたままボールコントロールできます。
相手のマークの動きも周りの状況も補足できるので、慌てなくなります。

■「縦」ばかり選択しない

結論、ボールを運ぶ選択肢は縦、横、後ろ、斜めの4つもあります。
「縦」しか狙わないのは非常にもったいないです。

言い換えるなら、じゃんけんでチョキしかださないのと同じことです。
相手からしたら100%勝ててしまいますよね。

ここで前章で触れたオフザボールの情報収集が役立ちます。

赤①があなたで「縦」しか選択肢がない場合

スペースは3つも活かせます。

このスペースを活かして4つの選択肢が選べます。

これでじゃんけんのグーとパーも出せるようになります。
相手からしたら、どの選択肢でくるかわからない相手のほうが恐いです。

結果、相手のDFに迷いを与えられます。
相手のプレッシャーにも歯止めがかかります。

■「シュート」ばかり打たない

シンプルにプレイの選択肢はパス、ドリブル、シュートの3つもあります。
相手からしたら複数の選択肢をもたれると恐いです。

むしろゴール付近ほど相手の心理状態は神経質になります。
なので選択肢を3つもったほうが相手を翻弄できます。

例えば、キックフェイントを使って相手に足をださせます。
フットサル初心者が失敗しない、実戦的フェイント3選【成功率高め】

その瞬間相手はブロック態勢になり、動きが止まります。
そこでパスかドリブルを選択できます。

また次にゴール前でボールをもったら、今度はシュートを選択します。
結果、相手は常に迷いが生じる状態になります。

相手からしたらあなたのプレイは先読みが難しくなります
ゴール前で主導権を握れたら、精神的にも優位ですよね。

■「攻守の切り替え」カウンターを意識していない

そもそもフットサルは攻守の切り替えが速く、連続する競技です。
その競技の特性もベースとして意識すべきです。

特に慣れていない初心者の人は、ボールをカットされた後に注意しましょう。
どうしても攻守の切り替えが遅れがちになります。

以下は切り替えの遅れに関する体験談です。

・カウンターを受けているのにボールウォッチャーになっている

・全力で戻らなければいけない場面で歩いている

・プレスバックしない(目の前で相手がボールをもっているが見ているだけ)

具体的に攻守の切り替えの簡単な方法を以下に紹介します。

・まずはボールのラインまで戻る

・ボールに1番近ければ、寄せてプレッシャーをかける

赤①があなたなら、黄色いラインまでとにかく戻ります。

自分の目の前でカットされたら即プレッシャーをかけにいきます。

【フットサル初心者】個サルで使えるディフェンス【奪いにいかない】

これだけで相手の侵攻を遅らせ、守備の陣形を整える時間を作れます
できればこの時、ボールを奪い返した後のプレイも考えておくと完璧です。

そのため守備をしながらも、周りを見ておくクセをつけておきます。
これはオフザボールの時と同じ要領です。

それが徹底できれば、相手の攻撃の先読みができるようになってきます。
そしてボールをカットした後のプレイが速く、正確になります。

結果、自分たちのカウンターのほうが成功するかもしれません。
攻守ともに一貫して情報集、分析、企画で選択肢を複数もつことが重要です。

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